どんな職場にも、「仕事ができる人」がいれば、「仕事ができない人」もいます。
派遣で働いている方の中には、「自分はどちらに思われているのだろう?」と不安になった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
派遣社員の場合、「仕事ができない」という評価になると、派遣期間の更新がされない可能性もあります。
では、仕事ができると思われる人と、仕事ができないと思われる人の差はどんなところにあるのでしょうか。
仕事のできるできないは、シンプルに「仕事をこなす能力の差」だけではありません。
そこで今回は、「仕事ができない人」と思われないために、気を付けておきたいことをご紹介していきたいと思います。
仕事ができないと思われがちな人のタイプを3つご紹介しますので、ご自分に当てはまる傾向がないかチェックしてみましょう。
仕事ができない人① 仕事が遅い
一つ目の仕事ができないと思われがちなタイプは、「仕事の作業スピードが遅い人」です。
仕事が遅い人の中には、「作業スピードを意識していても遅い人」と、「そもそもスピードを意識していない人」がいます。
当たり前のことですが、仕事は正確性が大切ですが、スピードも同じくらい大切です。
もしも、「一度も仕事のスピードを気にしたことがない」という人は、自分の作業スピードが周りと比べて極端に遅いことがないかどうか、確認してみましょう。
作業スピードを意識していても仕事が遅い人は、一つ一つの仕事に必要以上に時間をかける「こだわりが強い」傾向があったり、作業時間がどのくらいかかるのかを理解していない「計画性のなさ」があったりします。
そんな場合は、やるべき作業をリストアップし、緊急度や重要度をつけて「優先度」を明確にし、何からどのような順番で作業をこなしていくべきか整理してみましょう。
同じ仕事をしている先輩にアドバイスをもらうのもおすすめです。
仕事ができない人② 同じミスをする
2つ目の仕事ができないと思われがちなタイプは、「いつも同じようなミスをする人」です。
誰にでもミスはありますし、すべての仕事を完璧にこなせる人はほとんどいません。
しかし、同じことを何度も間違えたり、同じ仕事をしている人と比べてミスが極端に多かったりすると、仕事ができない人と思われがちです。
基本的なことですが、教えてもらった業務内容は忘れないうちにメモにまとめ、見返しながら仕事をする必要があります。
何度も同じミスを繰り返す場合は、やり方を正しく認識していな可能性もあるので、ミスの原因を突き止めることが大切です。
仕事ができない人③ 報連相ができない
3つ目の仕事ができないと思われがちなタイプは、「報告・連絡・相談ができない人」です。
上司にするべき報告ができていなかったり、業務上必要な連絡を疎かにしたり、分からないことがあっても相談をしない人は、仕事ができないと思われてしまいます。
ミスやクレームなどを放置したり、分からないことを独断で進めてしまうのは、後に大きなトラブルに発展する可能性があります。
このタイプの人は、人付き合いが苦手だったり、プライドが高かったりと様々な原因がありますが、とにかく「仕事上必要なコミュニケーションは取る」ということを常に意識しておきましょう。
仕事に真摯に向き合おう
「仕事ができる人」になるためには、仕事に対して真摯に向き合う姿勢が大切です。
仕事の効率が悪くないか、ミスがないか、必要な報告や相談をしているかなど、常に考えながら仕事を進めていきましょう。
「派遣社員だから」と自分の立場を言い訳にせず、自分に与えられた仕事はしっかりと責任を持ってこなしましょう。
また、どうしても人には「得手不得手」があります。
自分の性質やスキルに合わない仕事を選んでしまうと、結果的に「仕事ができない人」になってしまう可能性があります。
自分の得意分野やスキルを活かせる仕事を把握しておくことも大切です。