派遣会社に登録したら、すぐにでも仕事を始めたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
しかし、「派遣登録をしたけど、なかなか仕事が見つからない」「前回の派遣終了後、次の派遣先が全然決まらない」といった悩みを抱えている方もいらっしゃいます。
当然のことですが、派遣会社に登録したからといって、全員がすぐに派遣先が見つかるというわけではありません。
登録後すぐに仕事が見つかる方もいれば、なかなか仕事が決まらない方もいらっしゃいます。
では、派遣の仕事がすぐに決まる方となかなか決まらない方には、どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、派遣の仕事が決まらない場合に考えられる主な理由について、３つのパターンに分けてご紹介します。
派遣先がなかなか決まらなくて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
派遣の仕事が決まらない理由
派遣の仕事が決まらない理由として、考えられるパターンは主に３つあります。
それは、「仕事選びに問題がある」「希望条件に問題がある」「派遣会社選びに問題がある」という３つのパターンです。
では、それぞれのパターンについて、どのような問題点があるのかを確認していきましょう。
仕事選びに問題がある
１つ目は、希望する仕事が、ご自身の持つスキルや経験と合致していないパターンです。
派遣には未経験OKの仕事もたくさんありますが、中にはある程度のスキルや経験が求められる仕事もあります。
派遣の場合は、派遣先が即戦力になる人材を求めているケースも多くあります。
そのため、ご自身が希望される仕事に必要なスキルや経験が十分ではないと、なかなか仕事が決まらない可能性があります。
早く仕事を決めたいとお考えの方は、ご自身の持つスキルや経験が活かせる求人を探しましょう。
また、派遣社員として登録する際に、スキルチェックを受けたり、今までの仕事の経験をしっかり伝えておくことで、自分に合った仕事を紹介してもらえる可能性が高まります。
希望条件に問題がある
２つ目は、時給や勤務時間などの希望条件が多すぎるパターンです。
派遣の仕事を探す際、時給や勤務時間、職務内容、就業場所など、自分の希望する条件から派遣先を絞り込む方が多いと思います。
しかし、高時給・残業なし・駅近など、好条件ばかりの求人はなかなかありません。
希望条件が多すぎると、仕事の選択肢がかなり狭まってしまいます。
そして、好条件の求人は多くの人が応募するため、競争率が高く、仕事が決まりにくい傾向があります。
派遣のメリットのひとつとして、自分の希望条件に合った仕事を探しやすいことが挙げられますが、仕事がなかなか決まらないときは、その条件の幅を少し広げてみることをおすすめします。
希望条件に優先順位を付けて、どうしても外せない条件以外は、幅を広げて仕事を探してみましょう。
派遣会社選びに問題がある
３つ目は、派遣会社選びに問題があるパターンです。
派遣会社によって紹介可能な求人は異なるので、紹介することができる業種や人数には大きな差があります。
また、各派遣会社によって、地域やある分野の職種に特化しているなど、求人の傾向にも特徴があります。
登録した派遣会社が、自分の希望する勤務地や職種にあまり強くない場合は、派遣先がなかなか見つからないことがあります。
派遣会社に登録する際は、自分の希望する勤務地や職種の求人が豊富かどうかをしっかり確認しておきましょう。
そして、派遣の仕事を早く決めたいのであれば、複数の派遣会社に登録することをおすすめします。
登録する派遣会社が増えれば、応募できる求人の数も確実に増えます。
仕事が決まるまでは、ダブルブッキングに十分注意して、複数の派遣会社の求人を比較検討しましょう。
まとめ
派遣の仕事がなかなか決まらない場合、何も条件を変えずに、派遣会社からの紹介を待っているだけでは、派遣先を見つけるのは難しいかもしれません。
今回ご紹介した３つのパターンを参考に、なぜなかなか仕事が決まらないのか、原因を探って改善してみましょう。
