松坂市・志摩市・伊勢市・鳥羽市の人材派遣なら株式会社トライ「お知らせ・コラム」ページ

お知らせ・コラム

NEWS / COLUMN

ホーム お知らせ・コラム 考えてみよう!節度ある適度な飲酒とは?
コラム

考えてみよう!節度ある適度な飲酒とは?

バーベキュー・ビアガーデン・飲み会…など、夏が近づくとお酒を飲む機会が増えるという方も多いのではないでしょうか。
楽しいお酒の席が増えるのはうれしいことですが、お酒は飲み過ぎると様々な悪影響があるため、節度ある適度な飲酒を心がけたいものです。
では、一般的に「節度ある適度な飲酒量」とは、どのくらいなのでしょうか?
アルコールの適量は、体質や年齢、性別などによって人それぞれですが、一つの目安として、厚生労働省から「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」が公表されています。
今回は、厚生労働省のガイドラインを参考に、お酒の適量についてご紹介していきたいと思います。
過度な飲酒は、健康面をはじめとして、様々なリスクがあります。自分に合った飲酒量を把握して、健康にも配慮してお酒を楽しみましょう。

適度な飲酒量は何で決まる?

厚生労働省は、「適度な飲酒量」をアルコール度数や飲んだ量ではなく、お酒に含まれる「純アルコール量」で示しています。
体への影響は、お酒に含まれる純アルコール量で把握する方が正確だという考え方です。
純アルコール量は、「お酒の量(ml) × アルコール度数 × 0.8(アルコールの比重)」で計算することができます。
例えば、ビール 500ml(アルコール度数5%)の場合、純アルコール量は、「500(ml)× 0.05× 0.8=20(g)」となります。
最近では、缶ビールや缶チューハイなどに、純アルコール量をグラム単位で表示する取り組みが進められています。
お酒を手に取った際は、ぜひ純アルコール量表示を探して参考にしましょう。

節度ある適度な飲酒量とは?

厚生労働省は、通常のアルコール代謝を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒量は1日あたり「純アルコール約20g程度」としています。
つまり、先ほど計算した通り、アルコール度数5%のビールであれば、500ml(ロング缶1缶)までということになります。
ただし、「女性は男性よりも少ない量が適当」とも記載されています。
一般的に、女性のアルコール代謝は、男性の1/2~2/3程度と言われているため、純アルコール摂取量も、1/2~2/3程度が適当と考えられます。
また、生活習慣病のリスクを高める量は、1日あたりの純アルコール摂取量が「男性40g以上・女性20g以上」とされています。

飲み過ぎないための配慮

最後に、「飲み過ぎないための配慮」として紹介されている5つの対策もお伝えしておきます。
過度な飲酒は、健康面だけではなく、他人とのトラブルや紛失物の発生など、行動面のリスクも高くなります。
いわゆる「お酒の失敗」が多いと自覚している方は、できるところから、どれか一つだけでも実行してみるのをおすすめします。

飲み過ぎない5つの対策

① 自分の飲酒状況(飲酒頻度・量・習慣等)を把握しておく
② あらかじめその日飲む量を決めておく
③ 飲酒前または飲酒中に食事をとる
④ 飲酒の合間に水や炭酸水を飲む
⑤ 一週間のうち飲酒をしない日を設ける

まとめ

お酒を飲む方は、健康面にも配慮して、お酒とうまく付き合っていく必要があります。
楽しくお酒を飲み続けるためにも、適度な飲酒量やお酒の安全な飲み方を知っておきましょう。