派遣社員として働き始める前には、顔合わせとして派遣会社の担当者と一緒に派遣先へと訪問することがほとんどです。顔合わせでは就業先の担当者とあいさつを交わし、実際の職場を見学するといった内容が行われています。
顔合わせと面接の違い
面接は、自社に採用するかどうかを決めるための先行プロセスの一つであり、不採用とされることもありますが、派遣会社の顔合わせは派遣先と担当する業務について打ち合わせを行うものなので、法律上は不採用となることはありません。また、同行する派遣会社の担当者が連れて行った派遣社員のことを強力にフォローしてくれるので、顔合わせの現場ではとても心強さを得られると思います。派遣会社の担当者と派遣先担当者のあいだには人間関係ができていることがほとんどなので、顔合わせの時間はとても和やかに進んでいくことが多いのも顔合わせの特徴といえます。
顔合わせではどのようなやり取りが行われるのか
顔合わせを別の言葉で表現するならば、職場見学といえます。つまり、一般的な面接で交わされるコミュニケーションのやり取りを行うと考えておけばいいでしょう。上でも書いているように、顔合わせで不採用となることはありませんが、それから一緒に働いていく人と会っているわけですから、その場にふさわしいみだしなみと応対を心掛けるのが社会人としてのマナーです。聞かれた内容については、積極性をアピールするようにするとより好印象を抱いてもらいやすいのでおススメです。
顔合わせでのやり取りが不安なら派遣会社の担当者に相談を
顔合わせでどのように振る舞えばいいのかわからない、何を話せばいいのかわからない、といったようなときには、派遣会社の担当者に相談するのがおススメです。同行して一緒に顔合わせに臨むわけですから、当日をイメージしながら具体的なアドバイスを得られますし、顔合わせの現場でもイニシアチブを取って派遣社員の皆さんが顔合わせをスムーズに終えられるような雰囲気づくりに努めてくれます。
