派遣の仕事をしている方であれば、一度は目にしたことがある「急募」の文字。
急募求人は企業が「早急に人が欲しい状況」での求人のため、採用からすぐに働き始めることになります。早く仕事に就きたい方には嬉しい求人ですが、「急募」の文字を見ると、「なんとなく怪しいのでは…?」という印象を持ってしまうかもしれません。
ここでは、「急募求人」は応募しても良いものなのか、急募求人のメリットとデメリットを紹介しつつ、急募求人の実態をお伝えしていきたいと思います。
急募求人ってどういうもの?応募しても大丈夫?
急募求人は、名前の通り「すぐに人手が欲しい状況」であり、「急ぎで募集をかけている状況」のことを指しています。そのため、通常の求人よりも審査期間が短く、採用が決まればすぐに働き始めることができます。
急募求人が出ていると、「ブラック企業ですぐに人が辞めていくから人手が足りていないのでは…?」と、連想されることがあります。しかし、必ずしも「急募求人=派遣先の企業がブラック」というわけではありません。急募求人を出す企業にも様々な理由があります。なぜ急募求人を出しているのか、派遣会社によく話を聞き、「今の自分にできる仕事か」を冷静に見極める必要があります。
急募求人のメリット・デメリットと共に、急募求人へ応募する際の注意点も把握しておきましょう。
急募求人のメリットとは?
すぐに働き始めることができる
急募求人は、何と言っても、登録から採用までに時間がかからず、すぐに働けることが魅力です。
派遣の仕事はほとんどが時給制なので、当然仕事をしていない期間に給料は発生しません。早く働き始めることができれば、通常の募集よりも無給期間が短くなります。
時給が高い場合がある
急募求人は、他の案件よりも時給が高いなど、好条件に設定されている場合があります。
企業側は「すぐに人手が欲しい状況」にあるため、「急募」の中には、好条件に設定して、早く人を集めようとしているものがあります。
急募求人のデメリットとは?
労働環境が悪い場合がある
やはり、人手不足になる企業には、労働環境が悪い場合もあります。職場の雰囲気が自分に合っているか、労働条件にブラックなものがないか、注意が必要です。仕事を決める前にしっかりと確認しましょう。
忙しい可能性がある
急募するほど人材が不足している背景には、今いる人材では業務が回らないほど忙しいという可能性もあります。忙しいことは、会社が活気付いる証拠であったりと悪いことばかりではありませんが、仕事量が多かったり、残業をお願いされる場合もあるかもしれません。仕事内容や条件もしっかりと確認しましょう。
自分が納得して信頼できる職場を選ぼう
急募求人に応募をしようと考えている方は、派遣会社に派遣先の企業について詳しく教えてもらってから応募をするようにしましょう。特に、労働条件や仕事内容が自分にとって無理のないものか、よく検討してみてくださいね。少しでも不安が残る場合は、違う求人に募集することも視野に入れて仕事を探しましょう。
派遣であれば、直接聞きにくいことでも、派遣会社を通して確認することができます。派遣の特性を活かして、自分が納得して信頼できる職場を選びましょう!