今年も早いもので12月。年末年始が迫ってまいりました。年末年始と言えば、忘年会・新年会シーズンですね!
会社の忘年会・新年会は、正社員であれば半ば強制的なイベントと言えるかもしれませんが、派遣社員の場合はどうでしょうか?
「誘ってもらったら参加した方がいいのかな?」「派遣も参加していいの?」と悩む方もいらっしゃると思います。一方で、「飲み会は気を使うだけだし、苦手…」「時間とお金のムダだな…」と苦手意識を持つ方は、穏便にお断りしたいと考えているかもしれません。
忘年会・新年会などの「飲み会」誘われたとき、派遣社員はどう対応すればいいのでしょうか?
忘年会・新年会の誘いは断ってもいいの?
まず、忘年会などの行事ついては、派遣社員は正社員のように半ば強制的に参加しなければいけない義務はないと言っていいでしょう。派遣社員の雇用主は派遣会社で、派遣先企業ではありません。
仕事上のお付き合いですので、社会人として角が立たないよう上手にお断りしましょう。
例えば、家族のある方は「子供や親の面倒を見るため」や、日程がわかっていれば「その日は先約がある」など、無難なお断りの仕方がオススメです。お断りを前提としている方は、角が立ちにくい理由を用意しておきましょう。
いずれの場合も、「お気持ちは嬉しいのですが…」「せっかくのお誘いですが…」と、相手への配慮ができるとベストと言えるでしょう。
派遣も忘年会・新年会は参加していいの?
逆に、「もっと職場でのコミュニケーションを深めたい!」「飲み会大好き!」という方は、お誘いがあれば、忘年会・新年会に参加してみましょう。「派遣社員だから…」と構えすぎず、社会人として相応の振る舞いができれば大丈夫です。
仕事中にはできない話で意外な人と仲良くなれたり、コミュニケーションが深まったことで、「仕事で頼りやすくなる・声をかけやすくなる」といったメリットも期待できます。
どうしても苦手な場合は事前に確認
「飲み会がある職場は絶対に嫌だ」「誘いを断ること自体がストレス」という方は、事前に派遣会社に相談してみましょう。派遣の特性を活かして、事前に「飲み会」を回避することができるかもしれません。
通常の就活では、「飲み会はありますか?」とは聞けませんが、派遣であれば、派遣会社を通じて、就業前に派遣先企業の情報を知ることができます。
飲み会事情は会社によって様々です。飲み会自体がない会社も増えてきていますし、派遣やパートには参加を呼びかけないルールの会社もあります。
「飲み会」というものに、どうしても苦痛を感じる方は、「イベント事のない職場を希望する」ことを派遣会社に伝えましょう。
自分に無理のない範囲で参加・不参加を決めよう
派遣社員は、無理をしてまで派遣先の忘年会・新年会に参加する必要はありません。しかし、「派遣社員にも声をかける=コミュニケーションを大切にしている会社」と捉えることもできます。一度、周りの派遣社員やパートの方に、飲み会の雰囲気や参加状況を聞いてみるのもいいかもしれません。
ご自分に無理のない範囲で、「時間・お金・気持ち」に都合がつくかを考え、参加・不参加を決めるようにしましょう!