派遣で働いている中で、仕事に遅刻してしまったことはありませんか?
始業時間に間に合わないことが分かったら、できるだけ早く、派遣先に伝えなければなりません。
もし前日までにわかっている場合は、事前に遅刻する時間を伝えておきましょう。当日になって急な事情があるときは、始業時間に間に合うように、連絡を入れるようにしましょう。
派遣社員としてだけではなく、社会人として当たり前のことですが、時には、そうはいかない場合もあります。
例えば、寝坊。起きたら、「絶対に始業時間に間に合わない!」なんて経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、ないに越したことはありませんが、もしそのような事態になったら、どのように対処すべきでしょうか?
寝坊で遅刻してしまったら、大切なのは、当日の対応とその後の対策です。万が一の場合に備えて、遅刻したときのことを考えておきましょう。
遅刻するかも!まずは何をすべき?
遅刻するかもしれないと思ったら、まずは「派遣先に連絡すること」が一番大切です。
先にも述べた通り、当日、始業時間までに間に合わないことが確定したら、できるだけ早く、電話など決められた手段で、派遣先に連絡をしましょう。
その際は、どんな事情であっても、遅刻することへの謝罪は必要でしょう。加えて、「遅刻の理由」や「おおよその到着時間」も伝えることができればベストです。
どんなに焦っても遅刻する事実は変わりません。できるだけ急いで出勤の準備を整える必要はありますが、まずは落ち着いて、派遣先への連絡を優先しましょう。
遅刻理由は正直に言うべき?
そんな派遣先への連絡で、「理由を説明しにくいな…」と思ってしまうこともあります。
その最たる例は寝坊ではないでしょうか。
もちろん、誰もわざと寝坊しようと思って寝坊するわけではありませんが、社会人になって「寝坊した」は、なかなか言い出しにくいものがあります。
「何か適当な言い訳をしようか」「正直に言うべきか…」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
寝坊という理由は、マイナスの印象を与えてしまうことは間違いありませんし、自分の評価も下がってしまうかもしれません。
そんなことが頭を過り、ついついごまかしてしまいそうになりがちですが、ここでは、どちらかと言えば、正直に理由を伝えて謝ることをおすすめします。
寝坊を正直に言うべき理由とは?
遅刻の理由が寝坊であっても、正直に伝えるべき一番の理由は、嘘を付いたら、バレるリスクを背負うことになるからです。
言うまでもありませんが、嘘はバレたときが大変です。寝坊することよりも、嘘を付いて遅刻したことの方が、深刻な評価の低下につながることを覚えておきましょう。
派遣先で遅刻の連絡を受けるような立場にある方は、大抵が経験豊富な方です。下手な言い訳は、見破られていることもあります。
一つ嘘を付くと、その嘘を守るための嘘を重ねていくような事態にもなりかねません。
例え遅刻の理由が言い出しにくいことでも、その時に正直に謝ってしまった方が、後々のトラブルにもつながりにくいと言えるのではないでしょうか。
寝坊の言い訳はあり?
そうは言っても、寝坊という理由は気まずいものです。
一つ言えることは、寝坊したことは正直に伝えても、その理由までは、聞かれない限り、自分から言う必要はないのかもしれません。
相手が納得できる理由があればいいのですが、例えば「昨日飲み過ぎました」「友達と遅くまで遊んでました」などの理由は、マナスイメージを重ねることにしかなりません。
できれば、「起きることができませんでした。申し訳ありません。今後このようなことがないように注意します」とシンプルな謝罪をすることができればベストでしょう。
遅刻はその後が大事!
最後に、寝坊など言い訳できないことで遅刻してしまったときに、一番大切なことをお伝えしておきます。
それは、「同じことを繰り返さないこと」です。
寝坊であれば、生活リズムを見直したり、目覚ましを増やしたりと、寝坊しないための最大限の努力をしましょう。
遅刻したときは、当日誠実に謝ることと、その後、同じことを繰り返さないことを態度で示していくことが大切です。