派遣に登録したら、「自分に合った仕事に就きたい!」と考えるのは、当然のことです。
しかし、いざ実際に仕事を探し始めると、「どんな仕事がいいのだろう?」と、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
「自分に合った仕事」がどういったものなのかは、意外と明確な答えが分からない場合もあります。
そこで今回は、自分に合った仕事を探すための、スリーステップをご紹介していきたいと思います。
ステップ① 自己分析をしよう
自分に合った仕事を見つけるためには、まずは「自己分析」をしてみることをおすすめします。
例えば、「得意なこと・苦手なこと」「興味のあるもの・価値を感じないもの」「気にならないこと・ストレスになること」など、できるだけ具体的に比較してみましょう。
自分の長所や短所に加えて、価値観を把握しておくことは、仕事を探す上での重要な判断材料になります。
また、今まで経験した仕事の中で、「やりがいを感じたことは何か?」「成果を出したものは何か?」を考えてみましょう。
これまでの経験の中で、達成感を得たものや周りから評価されたものは、「自分の力が発揮できた仕事」=「自分に合った仕事」のひとつと言えるのではないでしょうか。
ステップ② 希望条件を考えてみよう
次に、給料や勤務時間などの「希望条件」を考えてみましょう。
仕事内容や職種だけではなく、給料・勤務時間・勤務地・休日などの勤務条件も、自分に合った仕事かどうかを決める重要な要素になります。
「月の手取りは○○万円以上」「○時から○時までの勤務時間」「○曜日が休み」など、理想の希望条件を具体的に考えておきましょう。
ただし、注意しておきたいのは、希望条件にこだわりすぎると、仕事の選択の幅を狭めてしまうことです。
希望条件の中でも、しっかりと優先順位をつけておくことが大切です。
「どうしても譲れない条件は何か」ということと、逆に「妥協できる条件は何か」を明確にしておきましょう。
ステップ③ 長期的なビジョンを持とう
最後に、3年後・5年後など、将来的に自分が、「どのような暮らしをしていたいのか」という、長時間な視点を持って、仕事を探してみましょう。
例えば、「将来的に○○の職種に就きたい」「○年後には年収が○○○万円以上」など、自分の理想とするキャリアプランがあれば、それに向かってステップアップしていける仕事を選んでいきましょう。
また、「家族を第一に考えたい」「○歳までは自分の時間を優先したい」など、私生活の充実に重きを置く方は、休みの取りやすい仕事や残業の少ない仕事を選ぶ必要があります。
「3年後・5年後の自分がどうなっていたいか」という長期的なビジョンを持ち、理想の生活と現実を比較することで、「今すべきこと」「今選ぶべき働き方」が見えてくるのではないでしょうか。
まとめ
自分に合った仕事を見つけるのは、簡単なことではありません。
今回ご紹介したスリーステップも参考に、自分の価値観やキャリアプランを見直してみましょう。
派遣という働き方は、さまざまな職場や職種を経験することができます。経験を積んでいけば、自分に合った仕事にめぐり合えるのではないでしょうか。
焦らずに自分に合った仕事を探していきましょう!