松坂市・志摩市・伊勢市・鳥羽市の人材派遣なら株式会社トライ「お知らせ・コラム」ページ

お知らせ・コラム

NEWS / COLUMN

ホーム お知らせ・コラム 「大掃除・正月飾り・年越しそば」年末の風習にはどんな意味がある?
コラム

「大掃除・正月飾り・年越しそば」年末の風習にはどんな意味がある?

今年も早いもので、年の瀬が迫ってまいりました。
派遣で働く皆さんも、仕事納めの日が近づき、年末年始の準備をしている頃ではないでしょうか。
そこで今回は、「年末行事の意味」をご紹介していきたいと思います。
何かと忙しい年末には、様々な行事や風習があります。
子どものころから、当たり前のようにやってきたことは、「特に意味を意識したことがない」という方も多いのではないでしょうか。
年末の行事や風習の意味を知り、より充実した年末年始をお過ごしください。

年末に「大掃除」をする意味は?

年末になると、多くの方が大掃除を行います。
外国では暖かい時期に行うことも多いようですが、なぜ日本は年末の寒い時期に手の込んだ掃除をするのでしょうか?
もちろん「キレイに掃除をして気持ちよく新年を迎えたい」というのも大きな理由だと思います。
しかし、年末の大掃除には、歴史的なルーツもあります。
12月になると、有名なお寺や神社で「煤(すす)払い」が行われている映像をニュースなどで目にしたことはありませんか?
この煤払いは、「一年の汚れを払って、新年に年神様を迎える準備をする」という意味があり、この習慣が民間に広まったことによって、年末の大掃除が一般的になったと考えられています。
ちなみに、「隅々まで清めることで、より多くのご利益を授かれる」とされているそうです。

「正月飾り」にはどんな意味がある?

近年クリスマスが盛大になってきている一方で、門松などを飾るご家庭は減ってきているかもしれませんが、「正月飾り」にも、それぞれ意味や由来があります。

門松

門松は、竹や松で作られた正月飾りで、家の門(玄関)に飾ります。
家庭に年神様をお迎えするにあたって、「我が家は神様を迎え入れる準備が整っていますよ」という目印になるとされてます。

しめ縄・しめ飾り

しめ縄やしめ飾りは、家の玄関や車に飾り付けます。
もともと、しめ縄は俗世と神の世界を隔てる結界を張り、不浄なものが入らないようにする役目があるそうです。
お正月に飾るしめ縄は、「我が家は年神様をお迎えするのにふさわしい神聖な場所です」ということを示すために始まった風習といわれています。

鏡餅

鏡餅は、元旦にやってくる年神様の依り代になるとされています。お正月の間は、鏡餅が年神様の魂の宿る場所になるそうです。
ちなみに、1月11日に鏡開きをしますが、年神様の魂が宿ったお餅をいただくことで、運気を分けてもらい、無病息災を願うという意味があるようです。

なぜ「年越しそば」を食べるの?

お正月の準備がすべて整った、大晦日の12月31日に食べるものと言えば、「年越しそば」です。
そばは、細く長いことから、「新しい年も細く長くいい年になるように」という、長寿や健康などへの願いが込められています。
また、そばは他の麺類と比べると切れやすいことから、「一年の厄(不運や災い)を断ち切る」という意味もあるそうです。
ちなみに、年が変わるまでに食べきるようにしないと、縁起が悪いと言われているそうなので、時間に余裕をもって年越しをしましょう。

まとめ

年末年始には、様々な行事や風習があります。
一つ一つの意味が分かると、より楽しみながら、新年を迎えることができるのではないでしょうか。