人生の中では、様々な事情から、「とにかく今すぐ働かなければいけない！」という日がやってくるかもしれません。
「仕事内容にはこだわらないから、一日も早く仕事を始めたい」というとき、派遣で仕事を探すとすれば、どのような仕事に応募するといいのでしょうか？
派遣の仕事の中でも、派遣期間や職種によって、仕事の決まりやすさは違います。
そこで今回は、「すぐ決まりやすい仕事の傾向」についてまとめてみました。
地域差などもあり、一律に当てはまるわけではありませんが、すぐに働きたいときの仕事選びの参考にしてみてください。
すぐに決まりやすい職種とは？
すぐ決まりやすい求人を探すとき、まず決めておきたいのは、職種です。
派遣の求人には様々な職種があります。代表的なものをいくつかあげると、一般事務やコールセンターなどの「事務・オフィスワーク」、工場などでの「軽作業」、ホテルや商業施設での「接客・清掃」などです。
このような職種を、「決まりやすさ」という視点で考えてみます。
まず確実に言えるのは、一定のスキルや経験が求められているものは、採用のハードルが高いということです。
偶然自分のスキルや経験に合致する求人があれば別ですが、そうでない場合は、採用条件として、スキルや経験が書かれていない求人を選びましょう。
「未経験OK」となっている求人も要チェックです。未経験OKの場合、仕事内容があまりハイレベルではないことが多く、自然と採用のハードルも下がります。
注意しておきたいのは、未経験OKでもある程度の研修期間が設けられているケースです。このような場合、研修で人を育てる前提のため、採用のジャッジが厳しくなることがあります。
先ほど挙げた代表的な職種で言うと、事務や接客業よりは、軽作業や清掃業の方が、決まりやすい傾向にあると言えるのではないでしょうか。
短期と長期はどっちがいい？
職種が決まったら、次にチェックしたいのは、派遣期間の長さです。
派遣には、数日～数カ月の「短期・単発派遣」と呼ばれるものと、数カ月～半年以上の「長期・中期派遣」があります。
この中で、決まりやすさと言う点では、やはり「短期・単発派遣」の方に軍配が上がります。
「短期・単発派遣」は、夏休みや年度末など、忙しくなる節目の時期に合わせて、短期間だけの派遣を募集します。
このタイプの求人は、「繁忙期までに採用しなければならない」という明確な期限があります。
そのため、「とにかく早く人を集めたい」という企業も多く、仕事の決まりやすさは高いと言っていいでしょう。
長期的に安定した仕事があればベストですが、とにかく早く仕事を決めたい場合は、短期・単発の仕事はねらい目です。
複数の派遣会社を利用する
とにかく早く仕事を決めたい場合、複数の派遣会社に登録することをおすすめします。
登録をする手間はありますが、複数の派遣会社を利用すれば、単純に仕事の紹介数が増えるので、仕事が決まる確率も上がります。
また、とりあえずすぐに働ける短期の仕事を紹介してもらい、働いている間に、次の仕事を探すという使い方をすることもできます。
ただし、同時に複数の仕事に応募する場合は、注意が必要です。ダブルブッキングになってしまうと、多くの人に迷惑をかけてしまうだけでなく、ご自身の信用も失ってしまいます。
職場見学や派遣期間のスケジュール管理を徹底するとともに、派遣会社には、同時に複数の案件を進めていることや、「早く決まった方で働きます」など自分の状況をはっきりと伝えておきましょう。
まとめ
派遣での仕事の決まりやすさは、職種や派遣期間の選び方などで大きく変わってきます。
とにかく早く働かなければならない状況になったときは、今回の記事も参考に、派遣会社の担当者に相談してみましょう。
