派遣で仕事を探しているとき、「接客業で働いてみたい」と思っても、経験がないとどこか不安で応募できないという方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、接客業の種類や特徴について、分かりやすく簡単に紹介していきたいと思います。
接客業の魅力や大変なところもご説明していきますので、これから接客業にチャレンジしようと思う方は、ぜひ参考にしてみてください。
接客業とは？
接客業とは、一言でいうと、「お客様に直接対応し、おもてなしや購入のサポートをする仕事」です。
その仕事内容は、大きく分けると、「販売」「サービス」「窓口・受付」の３つに分かれます。
販売
百貨店やアパレルショップなどの店頭で、お客様に対して商品を案内し、購入を促進する仕事です。
お客様のニーズをヒアリングし、的確に商品を提案することが求められます。
サービス
飲食店やホテルなどで、お客様に対してサービスを提供する仕事です。
その場に合った言葉遣いや立ち振る舞いと、お客様への真摯な対応が求められます。
窓口・受付
企業やイベント会場などの窓口で、受付やサービスの説明を行う仕事です。
説明の分かりやすさと、お客様の要望を正確に聞き取り、必要とされる情報を提供することが求められます。
接客業の主な種類
・飲食店
・百貨店
・アパレルショップ
・携帯ショップ
・ホテル
・コンビニ・スーパー
・イベント会場
・企業窓口
接客業の魅力
接客業の最大の魅力は、「やりがいがあること」です。
事務職や製造業に比べると、お客様から直接感謝の言葉を聞く機会が多く、自然と仕事にやりがいを持つことができます。
誰かの役に立つことや、喜んでもらえた経験は、仕事をしていく上で、大きなモチベーションにもなります。
また、接客業で働いていると、コミュニケーション能力や臨機応変な対応力も身に付きます。
毎日お客様と接して、常にどうすればいいかを考えながら対応していると、コミュニケーション能力もとっさの判断力も磨かれていきます。
「様々な人と接し、その人の意見や希望を聞いてどうすべきか考えて行動することができる」という能力は、どこで働いてもプラスになります。
接客業の注意点
接客業で働く中で、大変さを覚悟しておかなければならないこともいくつかあります。
一つ目は、家族や友人と休みが合わないことです。
ほとんどの接客業では、土日祝日や長期休暇の時期など、世間が休みの時こそ忙しい傾向にあります。
「子どもの学校が休みの日は働けない」「土日は友だちと遊びたい」という方は、そもそも接客業に向いていない可能性があります。
もう一つは、直接クレームを受ける立場にあることです。
そのクレームが正当なものなら、マニュアルに沿って、お客様に納得していただけるよう誠心誠意対応する必要があります。
また、こちらに非のないクレームを付けられたり、理不尽な怒りを向けられることもあるかもしれません。
慣れないうちはストレスになりますが、どのような場合でも、自分の行動がお店や会社のイメージに影響を与える可能性があることを意識する必要があります。
まとめ
接客業は、お客様の喜びを直に感じることができるやりがいのある仕事です。
接客業に応募してみようとお考えの方は、大変な部分もしっかりと把握したうえで、それぞれの仕事内容を検討し、自分に向いているものを選びましょう。
