派遣会社で働いていると企業から直接雇用を提案されることがありますが、直接雇用を提案された場合には注意しなければならないポイントがあり、直接雇用には大きな落とし穴があることをご存知でしょうか?
ここでは、派遣社員で働くことのメリットやデメリット、直接雇用のメリットやデメリットについて詳しくお話していきます。
「派遣社員」か「直接雇用」ってどっちを選べばいいの?
派遣先の企業から「直接雇用」を提案されることがありますが、その場合「雇用形態」に注目するようにしてください。派遣先から直接雇用の提案をされる訳は、派遣会社に通して雇用をする場合は紹介料が発生してしまうのですが、紹介料を払ったにも関わらず短期間で辞められてしまっては会社側の大きな痛手になってしまいます。そのため、会社側のリスクが高くなる派遣会社を通して契約するということを避け、直接雇用を提案するのです。
ですが、雇用形態をしっかりと確認してから契約をしてしまうと提示されているお給料よりも安いお給料に設定されてしまっていたりする可能性もあるため、派遣先に雇用形態を確認してから決めることが重要になります。まずは、実際に派遣のメリットと直接雇用のメリットを確認してみましょう!
派遣のメリット
・第三者を通して就業の交渉をすることができる
・お給料は時給制のため不払いが起こる可能性が少ない
・内定を決めやすい
・異動や転勤が直接雇用に比べると少ない(ほぼ無い)
・辞めたいときに比較的辞めやすい
派遣のデメリット
・調整が行われるときにリストラの対象になる可能性が高い
・派遣会社を通して就業しているためお給料が派遣会社にとられてしまう
・昇給が少なく年収が低くなってしまう
直接雇用のメリット
・派遣よりも年収が高くなる
・社会保険や福利厚生など労働条件が整っている
・リストラの対象になることが少ない
・社会的な信用を得ることができる
直接雇用のデメリット
・簡単に辞めることができない
・仕事量が多く多忙になる
・残業代の不払いなどが起こりやすい
派遣と直接雇用の一番大きな違いは辞めやすいか、そうではないかの違いだと思います。
派遣の場合時給が高く設定されているため、直接雇用よりも年収が多くなるケースもありますし、一概にどちらが良いのかは言い切れないのが現実です。
派遣で働き続けるか、直接雇用に切り替えて働くかはあなたの生活に合っているものが良いので、雇用形態に注意しながら自分の生活に合っている働き方を選んでくださいね。